現実の経済を前提とした経済原理

あなた自身の経験に照らし合わせて確かめてください

本書の目的:パラダイム転換

 『本書の目的は、我々が漠然と捉えている現実の経済に対して、その仕組みを秩序立てて理解する事を可能とする原理を明らかにすることである。』(本文引用:以下同)

  『経済とは何か?経済の意義とは?何故人類は発展してきたのか?貨幣とは?国家とは?政治と市場経済の関係性とは?失業が起こるのはなぜか?グローバル化の意味する事は何か?

 これらの問いにハッキリ答えられる人はいるだろうか?これらの疑問が対象とする事象は、どれも曖昧、あるいは複雑で、ハッキリした答えを用意する事が困難に思えるのではないだろうか?』

 『本書で言いたい事を簡単にまとめるなら、「新たな見方をすることで、複雑に見えていた現実の経済や社会の仕組みを、秩序立てて説明する事が出来る」』という事です。

 

 つまり、本書の目的は経済学(ひいては社会科学全体)におけるパラダイム転換になります。それにより、上記で示した疑問にもすっきり答えることが可能となります。

 

 また、この本を理解するために、従来の経済学の知識は全く必要としません。その代わりに、あなた自身が生まれてから今までに経験してきた現実をもとに、理解してもらえる内容になっていると思います。

 逆に、あなたの経験に反するような内容になっているとしたら、この本の内容自体が誤りかもしれません。それを試す上でも、多くの人に拡散していただいて、様々な意見を頂けたらありがたく思っています。

 

『現実の経済と経済学の現実:社会科学のコペルニクス革命』

download版:kindle 249円(税込)

書籍版:5/15発売 1944円(税込)